青をイメージすると「青い空」「青い海」と広大な自然の世界が思い浮かび、解放感や希望を感じ取ることが出来ることから陽な面を持っていると言えるでしょう。
その反面、抽象的なイメージとしては「冷たさ」や「憂鬱」を連想し「ブルーな世界」「ブルーな気分」と表現されることからも青は陰と陽の両極端な2面を持ち合わせていると言えるでしょう。
そこで「陰な面から抜け出し、広い世界へ飛び出そうよ」という思いを作品に表現することにしました。真珠は伝説より海の神と言われており、奈良産の鹿の角は奈良では鹿は神の使いです。神に守られながら飛び出す勇気を出して欲しい願いをも込めて制作しました。